マリンスポーツの代表『サーフィン』

2020年に迫った東京オリンピック。オリンピックと言えば、野球にサッカー、体操、バドミントンや卓球、陸上などが話題によく挙がりますよね。ただ、実はそれ以外にも多くの競技があって、たくさんの選手が切磋琢磨をしているってご存知でしたか?
フェンシングやカーリングなど、日本人選手が活躍しメダルを獲ったことで話題になる競技が夏冬限らず毎回出るのがオリンピックです。そしてマイナースポーツと言えど、注目されるスポーツに引け目を取らず観劇していてとてもおもしろいものなんです!
なので、今回はなかなか注目されないスポーツの楽しみ方やルールなどを簡単に紹介していきたいと思います!

まず一つめは、マリンスポーツの代表ともいえる「サーフィン」の紹介をします。若い子が夏に海でする遊び……そんなイメージを持ってしまってる人も少なくないのではないでしょうか?ただ実はサーフィンというのは、一朝一夕では身につかない技術が必要とされる海を相手としたスポーツで、多くのサーファーが日々練習を重ねたり、より上手く波に乗れるよう体幹トレーニングや筋トレを行っているんです。もちろん練習は冬の海でも行われており、プロサーファーともなれば大会に向け技術を磨き、世界に羽ばたくという人も多くいるスポーツです。「サーフィンが世界で一番最高のスポーツである14の理由~I Surf Because~」というサイトでも、その魅力が存分に語られています。

そんなサーフィンですが、オリンピック競技としてはどのようなルールになっているのでしょうか?
サーフィンでは、波に乗ることを「ライディング」と言います。このライディングの技術や美しさを見て、審査員が得点を付け順位をつける競技となっていて、わかりやすい例で言うとフィギュアスケートと同じような形式になっています。難易度の高い技を繰り出せれば高得点が得られますし、フォームが理想的でなければ点数が伸びない要因にもなります。またサーフィンのおもしろさとも言えるのは、会場が「海」ということ。選手一人ひとりにまったく同じ波が来るわけではないので、ライディングがよりしやすい波を見極められるかどうかも得点が伸びるかどうかの非常に重要なポイントになってくるんです。

2020年の東京オリンピックでは、千葉県の釣ヶ崎海岸サーフィン会場で競技が行われることが決定しています。世界的にも良質な波が来ることで有名な海岸で、日頃この海で練習しているサーファーも少なくありません。強化選手は決まっていますが、オリンピック代表は2019年の大会結果などで決定しますので、これからも注目されていくマリンスポーツとなっています。

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