紳士のスポーツでメダルを目指す『ゴルフ』

社交スポーツとして知られているゴルフですが、こちらももちろんオリンピック競技として競われているスポーツになります。ゴルフのルールを単純に説明すると、スタートからゴールまでいかに少ない打数でボールを運べるかを競うスポーツです。ゴールまでの間に、池に落としてしまったり林の方に飛ばしてしまうとペナルティとして打数のカウントが増えるため、ただ単純にボールを運べばいいというわけではありません。またペナルティも状況により救済措置が変わってくるため、細かいルールを覚えることと状況把握が重要になってきます。
そして何より、ゴルフというのは筋力と繊細な技術を必要とされるうえ、それらを発揮するための集中力、維持するための持久力が必要とされる、見た目に反したハードなスポーツなんです。最初はいかに飛距離を出しボールを遠くまで飛ばせるか、これはクラブを扱うための筋力がかなり必要とされますし、林や池など既定のコースから外しペナルティを出さないようコントロール技術も必要とされます。そしてカップが近づけば、繊細な力加減でいかに少ない打数で確実にホールインを決められるか、これは技術と集中力が必要とされる場面です。

オリンピックの場合、一日18ホールを4日間、計72ホールで打数を競い合います。会場は埼玉県の「霞ヶ関カンツリー倶楽部」が予定されており、古くから国際大会などでも使用されてきた歴史のある会場です。見どころとしては、オリンピック代表に選ばれるほどの選手がずっと磨いてきた技術で、いかに難しいコースを乗り越えてみせるのか、その技術を楽しめるかがポイントになってくるかと思います。一歩踏み込んで見てみると、場面によってクラブを持ち替えるスポーツでもあるため、どこでどんな道具を使うかも注目してみるのもいいかもしれません。

2016年のリオデジャネイロ大会で、112年ぶりにオリンピック競技として復活したゴルフ。これが日本の会場で開かれるんですから、注目しないわけにはいきませんよね!2020年の夏までにルールを覚えて、ぜひ大会当日は盛り上がりについてきてください!そのほかルールなど参考にしたい場合は、「きょうもゴルフ日和」というサイトもお勧めです。

日本の場合、石川遼選手や宮里藍選手など、確かな実力でニュースの中心となっていた選手を多く出しているので、2020年まで注目選手を見つけるのもオリンピックの楽しみ方と言えそうです。

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